ショートショート 553
●ロリとペド
「おいしい?」
「うん!」
買い物の帰りに三歳になる娘と、
普段入らないファミリーレストランで食事。
ごきげんでお子様ランチをほおばる姿を見ていると、
後ろから男性三人の会話が聞こえてきた。
「「ばか。こんなのと一緒にするな」」
重なる二人の声。
「あんな男か女かもわからないようなおこちゃまなんて範囲外だ」
「神の子から落ちた女性もどきなんて範囲外だ」
ほぼ同時に二人が言うと、
「わっかんねえなあ。なにが違うんだよ」
別の一人が言った。
「少女好きがロリで、幼女好きがペドだ。全然違うだろ」
ぎくりとしてわたしは思わず娘を見る。
「で、結局そういうのが犯罪に走るんだろ?」
「「ばかやろう」」
また重なる声。
「「あんなのは少女[幼女]好きのクズだ。
好きだからこそ近づかない。遠くから愛で、慈しむのが愛だ」」
「そんなもんかねえ。おれはわからないな」
「だまれ、年増好み」「この肉欲狂い」
「な、なんだよ」
ふたりから言い返されてたじろぐ一人。
わたしはこの場にいることに言い知れぬ不安を覚え、
娘をつれてそそくさと店を去った。
「おいしい?」
「うん!」
買い物の帰りに三歳になる娘と、
普段入らないファミリーレストランで食事。
ごきげんでお子様ランチをほおばる姿を見ていると、
後ろから男性三人の会話が聞こえてきた。
「「ばか。こんなのと一緒にするな」」
重なる二人の声。
「あんな男か女かもわからないようなおこちゃまなんて範囲外だ」
「神の子から落ちた女性もどきなんて範囲外だ」
ほぼ同時に二人が言うと、
「わっかんねえなあ。なにが違うんだよ」
別の一人が言った。
「少女好きがロリで、幼女好きがペドだ。全然違うだろ」
ぎくりとしてわたしは思わず娘を見る。
「で、結局そういうのが犯罪に走るんだろ?」
「「ばかやろう」」
また重なる声。
「「あんなのは少女[幼女]好きのクズだ。
好きだからこそ近づかない。遠くから愛で、慈しむのが愛だ」」
「そんなもんかねえ。おれはわからないな」
「だまれ、年増好み」「この肉欲狂い」
「な、なんだよ」
ふたりから言い返されてたじろぐ一人。
わたしはこの場にいることに言い知れぬ不安を覚え、
娘をつれてそそくさと店を去った。

